
小嶋 知之(46)
大高校卒業後、他府県で勤務。25歳で高知に戻り同業他社へ入社。保守点検を主とし7年勤務し、32歳のときに三誠産業へ入社。
[所有資格]
甲種特類消防設備士/甲種 1類消防設備士/甲種 2類消防設備士/甲種 3類消防設備士/甲種 4類消防設備士/甲種 5類消防設備士/乙種 6類消防設備士/消防設備士乙種 7類/1級電気工事施工管理技士/第一種電気工事士/防火対象物点検資格者/防災管理点検資格者/防火設備点検資格者
- 入社を決めた理由は?
-
前の会社は保守点検を主とした会社で工事の仕事が少なかったので、消防設備士や消防設備点検資格者等の資格を取得しても活かせる機会が少なく、しだいに「もっと大きな規模の案件が多い会社で工事のことなどを学んでいきたい」と感じるようになったんです。
そのようなタイミングで、三誠産業の社長から声をかけてもらったので、ここならキャリアアップができると思い、転職を決めました。
消防設備は機械ですから、深く仕組みを理解していけば、保守点検にとどまらず、工事を含めてお客様にご提供できるサービスの幅が広がるんです。だから、「もっとやれることを増やしたい」と感じるようになるのは自然なことだと思います。
- 仕事の内容とやりがい
-
入社して5年ぐらいは保守点検の業務をしていました。その後、工事に携わるようになり、約8年ぐらい前から自動火災報知機(既存改修・新築)の積算や工事をするようになりました。
「積算」は、具体的にいえば、案件が入ったら図面を見たり、現地に赴くなどし、どのような設備が必要か考え、お客様への見積書提出を行う業務です。
三誠産業は電気工事会社からの発注、入札と、本当に案件数が多く、規模が大きいものもあり、挑戦の繰り返しです。その分、不安も大きいのですが、やりきったときの達成感や喜びは何にも代えがたい。
また、挑戦し続けられるということは、逆に成長している実感もあり、やりがいを感じ続けられるということにもなると思っています。
- 三誠産業はどんな会社?
-
まず、「これをやりなさい」と言われたことがあまりないんです。やるべき案件に自ら挑戦しようという意欲があれば、それを尊重してもらえる。相談にも乗ってもらえるし、きっちりと後押しをしてくれる。
また、三誠産業の場合はひとりひとりが個人事業主ぐらいの専門性を持っていますが、かといって孤立して自分勝手に進めるというようなことがあるかというとそうではない。やりたいと思うことがあれば、周囲が自然に協力しようとしてくれる風土も魅力的だと思います。
消防設備は人命を守るためにあるものですから、大切なものに関わっているという共通意識が、結果として協調性に結びついているのかもしれません。
- どんな人が活躍できる?
-
保守点検は、細部まで目を行き届かせるような業務が多いので臆病なぐらいに石橋を叩きまくるような方が向くと思います。
逆に工事は、他の会社の方と協業になることもあるので、しっかりと相手の話を聞き入れ、自分の意見を伝えるコミュニケーション力、協調性が重要になります。
積算は、お金に関わる仕事なのでとにかくマメでないといけないかなと思います。
- 今後のビジョンは?
-
今最も力を入れていきたいのは若手の育成ですね。
社内の先輩はもちろん、協力会社の方等、多くの方にいろいろ教わって成長してきたので、自分もそれらを教えていきたいんです。
ひとりで仕事をしていても分身はできませんし、教えることによって自分ができることの幅も広がっていくでしょ。
あと、失敗はチャンス。若いうちは失敗しても周囲がフォローすればいいですから、逆に学ぶ機会になって成長ができる。どんどん挑戦し、成長していってほしいと思っています。