
鈴木 大介(35)
大学卒業後、海外留学をし、帰国後、大手飲料メーカーへ。妻の故郷が高知のためIターン転職を決意し、約1年前に三誠産業へ。
[所有資格]
乙6類消防設備士/第二種電気工事士
- 入社を決めた理由は?
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大手の飲料メーカーで働いていましたので、社屋には消防設備があり、保守点検に工事と、なんらかの形で業界の方が出入りされていたと思うのですが、正直、作業されている姿を見かけたこともなく、消防設備というもの自体に意識を向けたことがなかったんです。
だから、UIターンのサイトで三誠産業の募集要項を見たとき、その仕事の特殊性に興味を持ちました。
まったく知らない業種だから逆に面白いのではないかと感じてエントリーしたんです。
- 仕事の内容とやりがい
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入社1ヶ月は消防設備の保守点検、その後は新設工事を主とした業務で、先輩に付いていき、与えられた役割で業務を行っています。
経験は浅いのですが、今日も火災報知器のエラーが出たお客様から連絡があり、症状を聞いて操作方法をお伝えしたら、「助かったわ」と言ってもらえましたし、感謝していただけると、やっぱりうれしいですよ。
あと、小さな娘と息子がいるのですが「パパなんの仕事をしているの?」と言われたとき、「これの点検をしている」とか説明がしやすいです(笑)。人や街を守るという意味でも、誇らしい気持ちになれますしね。
- 三誠産業はどんな会社?
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前職では勉強といえば年に数回研修を受ける程度でしたが、有事に確実に設備を働かせる必要がある消防設備業では、やる気と自ら学ぶ姿勢が重要。
三誠産業では特に強いられることはないのですが、自分から「これをやりたい」「勉強したい」と言えば、挑戦に対して非常に協力的な制度、風土があります。
あと、入社間もない頃、僕が「社屋のトイレは和式しかないのか…」と何気なくこぼしたことがあるのですが、社長がすぐに対応してくれて、洋式になったんですよね。
そのときに社長がおっしゃったのが「鈴木さんが言ってくれたから変えられた」。
日々の業務でも何か思うことがあるときは、先輩でも「何かほかにいいアイデアがある?」と聞きに来てくれる。
分かりあい、みんなで向上していこうという意識が強い会社だと思っています。
- どんな人が活躍できる?
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保守点検ひとつにおいてもミスがあれば大事につながる可能性があるので、主体性や積極性は必須。「指示待ちで、すべて手取り足取り教えてほしい」という方には向きません。
それから、今日も先輩に言われたところですが「段取りが仕事の9割」。
段取りを考え、ロスなく動けるようにするためには、資格取得しかり、日々こつこつと勉強し、全体を見渡せるような俯瞰力、状況整理能力が重要になってくると思うんです。
- 今後のビジョンは?
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消防設備士の資格を全部取りたいです。
でも、それ以上にお客様や協業の方々から「三誠産業だから」だけではなく「鈴木さんが言うなら」「鈴木さんだから」と言ってもらえるような人になりたい。
今のところ自分自身のコミュニケーション力も周囲への気配りも足らない部分があり、現場で職人さんから「ジャマ!」とか言われることもあるんですが、自分本位でできる仕事ではないということはわかっていますので、その場その場の空気を読み取り、よい良い関係を構築していけるような人になっていきたいと考えています。